MOBILE CREW NIIGATAに行ってきた

新潟最大級のモバイルアプリカンファレンス!? ということでMOBILE CREW NIIGATAに参加してきた!

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感想

まず、新潟にモバイルアプリのエンジニアがこんなにいたのかーというのが一番の驚き。 今回スポンサーとなられてた中にも知らない企業さんがあって、新潟でもこんなにモバイルアプリ開発頑張ってるんだなぁというのを認識できたのが嬉しかった。やっぱりWebの人が多くてネイティブは少なめだったかな。

あと新潟わりとラーメンおすすめで、山形の次くらいの盛り上がりらしい。ラーメン食べたい。

セッション

フラーとANDROIDアプリの共創ヒストリー

地方のIT会社がどんなふうに開発をしているかの割と泥臭い話。いい。

長岡花火アプリの話面白かったけど、イベントアプリの怖さを垣間見れた。
イベントアプリはイベント当日にならないと使われない => その時になって発覚する問題 みたいな。
やっぱりそんな場合はネイティブよりWebアプリの方がトラブル対応の点ではずっと有利だよなぁ、最近はAndroidでも審査で時間かかっちゃうみたいだし。

LIVEDATA WITH DATABINDING実用レポート

AndroidGoogle製ライブラリを導入したおはなし。
普段あんまりAndroidさわらないので雰囲気だけ楽しんだ。

Androidのビューを宣言的に書けるようになる Jetpack Compose の存在は知らなかった。 iOSに比べたらXMLでのビュー記述はまだずいぶんマシじゃないかと思ってた。けど、iOSのSwifUIと同じようにAndroidも同じような方向性になってるっぽい。

アプリアーキテクチャ概論

アーキテクチャ選定の基準とその評価をどうするかというトーク。 どこまで行っても答えのない課題だけど、それを考えるためのいくつかの基準が明確になった。

地方IT企業の戦略を広げる技術選択としてのREACT NATIVE

一般的にクロスプラットーフォームでの開発って、モデル部分は共有してもプラットフォーム毎のUIまで同じにしてしまうのはバッドプラクティスのように言われてるけど、ここでは逆のパターン。

ビジネスモデルによってはAndroid/iOSでできるだけUIを合わせた方が有効なケースもあるという目から鱗な興味深いトークだった。

このトークの後で聞けた話で、React Nativeに対してFlutterとかどうなの?という問いに対し、JSと比べてDartは潰しが効きづらく、メンバーのキャリアを考えるとそっちを選択するモチベーションが薄かったという回答でなるほどだった。

考察 : モバイルエンジニアの機械学習との付き合い方

モバイルでMLの学習も推論も手軽にできるようになったのでいっぱい使ってみよう!ということでCoreMLのデモ見せてもらった。手軽すぎる。

手続き型処理と違ってMLの結果は確率的になるなど、必ずユーザー体験も変わるはず。今後はそれを加味してユーザー体験を作っていけるように、モバイルエンジニアもある程度の理解が必要ということらしい。

CoreMLはほんとに簡単そうだったので触ってみないとな。だけどML関係はちょっと試そうと思ってもデータ収集とか前処理とかが結構大変で、入り口がちょっと敷居高いんだよね。Kaggleからデータ引っ張ってくるのもいいらしい。

WEBベースでアプリライクなUI/UXが実現できる「PWA×SPA」という選択肢

ここまでくるとWebアプリもほとんどネイティブと区別つかない、というかそれで十分なケースが多くなるよなという感想。(という話を懇親会でもどなたか話してたな)

INTEGRATE YOUR APP TO MODERN WORLD

SwiftUIを実現するためにSwift5から入った新しい言語機能の解説と、 UIKit -> SwiftUI移行を見越して細かくUIコンポーネントを組み合わせようとういうTipsのおはなし。
ちょっと時間が足りなくて駆け足になってたけど面白かった。

SwiftUIが世に出る4年前からApple内部でプロジェクト開始してたらしい。 個人的にはXibやstoryboardよりコードでUI書くのが好きなので、早くSwiftUIが実用できるのを楽しみにしてる。あとXcodePreviewもちょっとまともに動いて欲しい・・・

長岡花火を支える技術

データ収集(事前に会場の視察とか、当日の駐車場状況の把握とか)の泥臭いはなしとか、華やかな花火大会の裏ですっごく大変な労力かけてサービスを提供してたんだなと。

長岡花火の観客席チケット取るの大変なんだけどここで耳寄り情報が!
ふるさと納税の御礼品として獲得する方法、あとは毎年花火を見れる会社があるとのこと、盲点!

締め

どのセッションも濃ゆい内容だったし、 懇親会で他の新潟のエンジニアの方とお話しできて楽しかった。 地方だとこんな催しなかなか無いので、ぜひ来年以降も続いてくれるといいな。